AO入試の面接は、通常の入試の面接よりも時間を割くケースが少なくないようである。
中には、個人面接で30分以上、グループ面接で1時間以上掛かる事も有る。
こういったケースの場合、大抵は面接内で口頭試験を行ってる。

口頭試験と云うのは、志望動機や将来の展望等のごく通常の質問とはちがい、入試を受けた学部、学科、領域にかんしての学力を試す為の質問を口頭で行い、それに答えてもらうと云う形式の試験である。
数式等を図示する必要があるケースの場合も在り、こういった面接では初めから面接室にホワイトボードを入れて有る。

口頭試験は、そこまで複雑な質問をされる事はあまりないのだ。
時間が限られている為、大抵は数分で回答を示されるような質問である。
例を挙げると、理系のケースの場合は簡単な問題を解かせ、そのプロセスにかんしての解説をさせる等である。
プレゼン能力を観る事も出きる為、こういった形式が少なくない。
文系のケースの場合は、あらかじめ小論文を書かせておき、その回答に対しての質問を実践する等の形式も良くみられる。

この口頭試験の怖さは、緊張に有る。
通常の筆記試験でも、あるレベルの緊張はするが、数分経てば大抵自身の世界に入り込む事が出きるだろう。
しかしながら、口頭試験はそうはいこない。
面接官の目、質問、グループ面接のケースの場合は他の受験生の目等が、緊張を生み出す。
よって、平常心で答える事がなかなかどうして出きないのが実状である。
また、こういった状況でどれほど自身の力を発揮出きるのかを観るのが、この試験の目的でも有る。

AO入試に於いては、しばしばこういったプレゼン能力が尊重される。
それはやっぱり、自身の意見をガッツリ云える人材をAO入試に拠って見つけたいと云う大学が少なくないからだろう。




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