個人面接は、受験者1名に対し、複数の面接官が対応すると云う形式である。
これ以外方、グループ面接は、受験生3から6名、面接官2から4名で実行されるケースが少なくないようである。
相当の受験生をいっぺんに観る為、時間は個人面接よりも掛かる。
ただ、1人に対して集中的な質問がされる事はなく、同じ質問を全員に答えさせると云う方式が取られる。
これが曲者である。
個人面接は、面接官とのやり取りだけであるが、グループ面接は他の受験生の受け答えも聴く事に成る。
これが予測以上のプレッシャーを生み出すのである。
殊更に、答えるのが後の席になってしまったケースの場合、相当な心理的な疲労を覚悟しなければならないだろう。
グループ面接のケースの場合、面接官は確実に受験生同士の比較を実践する。
この質問に対し、この学生はこう云う反応を示し、こう答えた。
以下の学生はそれに対しこういった反応で・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と云う風に、1番初めに受け答えする生徒を基準に、他の生徒にかんしての吟味が実行される。
これも、相当なプレッシャーに成る。
グループ面接の恐いところは、周りに左右され、自身のアピールがぶれてしまったり、周りに埋もれてアピールが充分に実行できない可能性がある点である。
自身より前の答える人が素晴らしい回答をしたケースの場合、どうしてもプレッシャーは掛かる。
また、比較される以上、自身の回答がどうしても貧相なものに聴こえてしまう。
そうなると、印象は途方もなく悪いものである。
AO入試では、殊更にこういった面がみられる。
AO入試は、なめて掛かると痛い目にあうのである。
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