AO入試の面接では意欲が重要と記したが、では具体的にどんな受け答えが良いとされるのだろうか?
例を挙げると、志望動機は確実に質問されるが、これに対してどう答える事で、この学生は熱意がある、と思わせる事が出きるのだろうか。
それは、予備知識である。

シンプルに「こういった経験があって、これがきっかけでこの大学を選択した」と云うのも、それは立派な理由である。
しかしながら、大学は日本に数おおく有る。
その大学を選択した理由を突っ込んで聴かれると、少々困った事に成るだろう。
切羽詰って「家に近いから」と答えようものなら、熱意がないと思われてもしかたないのだ。

こういったケースの場合、まずその大学のカリキュラムや教育方針、アドミッション・ポリシーに言及するのが望ましいものだろう。
その大学の良い部分、共感出きる部分を挙げ、それと自身の理想がいかに合致しているかを克明に解説する事が出きれば、「おお、この生徒は本当に我が大学に入りたがってるな」とおもってもらえる事は間ちがいないのだ。
なにしろそれは、その大学でなければならない確実な理由であるためであるからだ。
そして、AO入試の意義そのものであるためであるからだ。

自身のアピールにかんしても、具体的な発言が必須である。
例を挙げると、面接官はわざと意地悪な質問をしてくる事が有る。
「この領域はあまり得意じゃないようであるね」等と云った言い方をしてくるケースの場合も有る。
こういった時は、言い訳する必要はないのだ。
「はい、不得意だった。である為、現状それを鎮撫しようと邁進している」と、正直に答えよう。
勿論、正直である事が重要であるため、現実に努力していなければならないが。

AO入試は、熱意と誠意が重要である。


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