二重のまぶたと云えば、奥二重や一重の方にとっては憧れの目だろうか。

そういう私も奥二重で小学生時代より、いかにして自力で二重のまぶたになれるか努力してきた。

小学生時代はまだ発達途中のため、その時代に奥二重だったりしても後に二重に成る知人らもいた。

まぶたの腫れぼったさが、発達と共にスッキリしてくるためだろうか。
実に羨ましいと横目で観ていた。

小学生時代の、自力でまぶたの二重に成るための矯正は、知識がないためセロテープのみだった。

セロテープを細く長く切り、まぶたに貼るだけである。
しかしいかにしてセロテープを細く切るかが、その頃の課題と成った。

セロテープが太いと、二重に矯正した時に途方もなく不自然である。
二重に成る前にまぶたが痛いのである。


であるが、小学生の技術でセロテープをはさみで細く切るには限界が有る。
指紋だらけでセロテープの粘着力も弱まる。

後は、セロテープではなく両面テープも試みた。
しかしこちらはセロテープより高度な技術を必要とするため、小学生では無理だった。

そして次に考慮したのが[のり]である。
工作の授業に使用しているのりを、少しまぶたに付ける事に拠って粘着力をまぶたに付けさせる。

そうすると何とかまぶたが自力で二重になろうとしてくれる。
今で云う[アイプチ]の元に為ってると云えばそうだろうが。

しかしながら所詮のりであるため、まぶたが荒れてく。
くれぐれも真似はなさらないようにしてほしい。



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