レプトスピラと云う病原体が原因の細菌感染症である｡
感染した犬の尿やねずみから伝染し､胃腸や肝臓が侵される｡
感染した犬の尿やねずみの尿､その尿に汚染された水や土に接触する事で感染する｡
ねずみがこの病気に感染したケースの場合症状がでず､そのまま保有し､他の動物へ伝染させる｡
メインの症状は発熱､食欲がない､目が赤い､嘔吐する､血便がでる､脱水症状がでる､下痢をする､口の中が出血する等である｡
出血型､黄疸型､不顕性型の3つに別れる｡
不顕性型とは感染しても症状がでないケースの場合の事を云う｡
出血型が悪化すると脱水や尿毒症を起こして高確率で他界する｡
黄疸型は出血型より症状が重く､重傷に成ると発病から数時間から数日後に他界するケースの場合も有る｡
不顕性型のケースの場合は自然で治る事も有るが､長期間､尿と一緒に菌を排出するので他の犬や人に感染する原因に成る｡
治療には抗生物質の投与が適切である｡
脱水症状がみられるケースの場合は点滴を打つ｡
予防方法はワクチンを継続的に取る事｡
もしもしも感染したケースの場合は飼育環境を消毒し､綺麗にキープするようにすべきだ｡
散歩等で他の犬の排泄物に近づかせない事も大事である｡
人への感染への可能性は低いと云われているが､この感染症は人間にも感染する｡
そのケースの場合はワイル病と呼称されている｡
黄疸型の死亡率は60~70パーセントと云われている｡
DとHにレプストピラ不活化ワクチンを混合したワクチンを接種する｡
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